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2013年10月23日水曜日

妊娠中に乳房針生検、痛っ 妊娠4ヶ月のまとめ話2(妊娠12〜15週)

→その1からの続きになります。

県内では多分一番人気(?)の乳腺外科にやってきました。
おお……女性ばかり……(産婦人科にはじめて受診した時の気分を思い出しました)。
ロッカーに案内され、検査着に着替えました。紹介状も渡しているし、妊娠中であることも申告済みだったので、検査は乳房エコーのみ。
まずは技師さんによる検査。
その所見を元に、乳腺外科の女医の先生の診察と相成りました。
特別女医さんを希望したというわけじゃなかったのですが、やはり同性の方が安心できますね。

「紹介状にも書いてあったのですが、やはりこの左上のところになにかありますね。経過から考えても、おそらく線維腺腫だと思いますが……やはり針生検をしてみないとはっきりはしませんね。ただ妊娠中なので……どうされますか?」
「もうここまで来ましたし、はっきりしてもらいたいのでお願いします」

2013年10月22日火曜日

妊娠中に乳がん検診でひっかかるなんて 妊娠4ヶ月のまとめ話1(妊娠12〜15週)

一難去ってまた一難。の4ヶ月です。

まずはつわりの話。
つわりは、妊娠4ヶ月といえば、そろそろ治まる人は徐々に治まってくる……と思っていましたが、私は全く治まる様子がありません。むしろピークと言ってもよいくらい。

私のつわりで、一番の敵は、オクラでした。
もともと好きな方なのですが、これが全く受け付けず……粘り気のせいかわかりませんが、吐きました。長いつわり生活の中で、一番しっかり吐いたのはこの時です。
多分納豆も無理だろうな……中には、この粘り気はつわりでも食べれるという方もいるようで、本当につわりにもバリエーションがあるのだと実感しました。

とにかく、食べれるものを少量、小分けに食べる、ということでしのぎました。もう食べれればなんでもいい……野菜ジュースは幸い飲めたので、野菜のほとんどは野菜ジュースで補っていました。

つわりが長引く原因の一つは、おそらく不育症対策のアスピリン(バファリン)を飲んでいるためだと思います。
少量ですが、やはり胃を荒らしている可能性大(NSAIDsは多かれ少なかれ胃粘膜傷害を起こしてきます。本当は胃薬と一緒に飲むのがよいのですが……)。
やめたら徐々にこの気分の悪いのも治まる、はず。と信じて、16週まで頑張って飲もうと思います。


2013年10月20日日曜日

妊娠中のマイナートラブル〜妊娠と便秘2〜

その1からの続きです。

前回は、妊娠中に便秘が起こる理由と薬の話をしました。

とは言え、薬は使いたくない! という妊婦さんも多いので、薬物療法以外の方法をいくつかご説明しましょう。

・水分を摂る
つわりで吐き気がするので水も飲みたくない、と水分を控えると、便の中の水分が足りなくなってカチコチになってしまうので、ひどい便秘を引き起こします。
真水やミネラルウォーターより、スポーツ飲料のようなものが比較的飲みやすい方もいます。工夫して、水分は多めに摂りましょう。

・食物繊維を多く摂る
便の嵩が減ると、排便の刺激が起こらずに、便秘の原因となります。つわりの間はなかなか食事の量がとれず、便秘を更に悪化させることになります。
消化できない食物繊維は、便の嵩を増すのに最適です。食物繊維の多く入った飲料なども市販されていますので、固形物を食べれない人は使ってみてもよいかもしれません。
小林製薬 イージーファイバーを私はたまに使いました。水に溶かして飲めるので。


・体を動かす
体を動かすことで、腸の蠕動が誘発されます。体調がよければ、少しは動いた方が本当はよいです。
激しい運動は避け、軽いウォーキングなどをするとよいかと思います。ただ、お腹が張ったり、腹痛が起きるようであればストップ!
出血がある時なども、運動は控えましょう。

2013年10月19日土曜日

妊娠のマイナートラブル〜妊娠と便秘1〜

妊娠中のマイナートラブルとして、非常に多いのが「便秘」です。

なぜ多いか。
これには、妊娠初期と後期で大きく原因がわかれます。

妊娠初期には、妊娠を維持するために、卵巣から黄体ホルモンが多く分泌されます。黄体ホルモンは、腸の蠕動運動を阻害する働きがあるため、便秘が起こります。
生理前になると便秘になって、生理が来ると治ったり、逆に下痢になる人はいませんか?まさしくこれと同じ状態が、妊娠初期には起こっていると考えてください。
妊娠の週数が進んでくると、妊娠維持に(母体由来の)黄体ホルモンは必要なくなりますので、徐々に解消されてきます。安定期付近、つわりが治まるのと同時に改善してくると予想されます。

しかし、さらに週数が進むと、今度は大きくなった胎児と子宮に押されて、腸が圧迫されたり偏位してきます。
こうなると、これが原因でまた便通異常が起こってきます。こちらは当然、分娩が終わると無事に解消されます。

今回は妊娠初期の便秘のお話をしましょう。

2013年10月17日木曜日

妊娠とインフルエンザワクチン

 さて、妊娠期間というのは、一年とは申しませんがかなり長い期間です。そうすると、大体の妊婦さんはインフルエンザ流行シーズンを過ごす事になります。
 すると、誰でも悩むことになるのが「薬も気軽に飲みにくいのに、インフルエンザワクチンを打ってもいいの?」ということです。

 医学的にどうかという結論から言いますと、2013年現在の見解では、妊娠全期間を通してインフルエンザワクチンをうつことは推奨されている、ということです。

2013年10月2日水曜日

今度は尿タンパク2+ 妊娠3ヶ月のまとめ話(妊娠8〜12週)その2

さて、診察が終わって、問診室へ。
いつもの女の先生が、開口一番。

「尿にタンパクが出る人ですか?」
「いえ、出ません……え? 出てますか」
「そうなんです。2+ですね」

予想外の方向からの新たな刺客の到来です。
尿タンパク。
そりゃあもう少し週数が進めば妊娠高血圧症候群などに伴うもので、見られることがあるのはわかってますが、今の時点の尿タンパクとなると、これは元々の腎機能障害を疑う必要があるではないですか。
腎機能というのは、非常に大切です。
場合によっては、妊娠自体を諦める必要も出てくるかも……

「とりあえず今日、尿タンパクを定量に出します。それから考えましょう」
「はい……」
「他に、いくつか妊婦健診で定められたいろいろな血液検査をしますね」
「はい……」

さすがに元気がなくなる私。
そういや、以前から腎機能障害とまではいかないのですが、あまり検査値がよくないとは言われてきてましたよ……。ここにきて発症とか……。

しかし、悩んでも陽性が陰性になるわけでもないですね。
今回の結果がどうあれ、どちらにしろ再検することにはなるだろう……と思いまして、橋本病の方の受診日が数日後だったので、主治医の先生に相談することにしました。
この主治医の先生、ざっくり言うなら私の大先輩なのですが、内分泌だけでなく腎臓にも詳しいという心強い先生なのです(研修医の頃は、腎臓内科の先生だと思っていたくらい)。

「先生、実は前回の妊婦健診で尿タンパクが出たんです。なので、もう一度検査してもらってもいいですか?」
「おや、それは困ったね。いいよ、いくつか調べよう」

というわけで、あれこれ検査追加。血液と尿検査を行うことに。

後日、結果のお知らせ。
陰性でした。
定量でも検出限度以下。血液検査も問題なし。
あれー?

さらに、産婦人科で出した定量検査の結果も電話でお知らせがありました。

「それがですね、前回の結果なんですが……尿タンパクは出てませんでした」
「???」

不思議なこともあるもんです。定性で2+であれば、定量ではそれなりに検出されると踏んでいたのですが……

「実は、甲状腺の方でかかった病院でも尿検査をしてもらったんですが、そちらでも陰性でした」
「なんと、そうですか。それなら恐らく問題ないでしょう。次回また検査がありますので、確認しましょうね」

という話になりました。
というわけで、今回の尿タンパクは……なんだったんでしょうか。おりものが多くてそれが混ざったのか、脱水で濃縮尿だったか……いや、それだと定量検査で検出はされるはずだし……

「検体の取り違えじゃない?」

と、これは旦那の話。実際、そうかな、と思います。一番理屈の合う説明です。
まあ、そうだとすると、それはそれで医療機関としていかがなもんかと思うわけですが……


まあ、陰性ならいいです。次回検査を楽しみ(?)にしようと思います。

2013年10月1日火曜日

つわりと起立性低血圧と仕事 妊娠3ヶ月のまとめ話(妊娠8〜12週)その1

さて、私は緩やかながらも仕事をしてます。
ただ、前回の流産のこともあったし、できれば安定期に入るまでは職場には伝えたくない……とは思っていたのですが、無理。
気合いで働けはするのですが、やはり辛い。
つわりもきついのですが、それ以上に困ったのは、起立性低血圧でした。
起立性低血圧は、よく小学校で校長先生の話を聞いている時にぶっ倒れる女の子がいたと思うのですが、あの現象です。立ちくらみを起こしたことがある人は多いと思いますが、あれの酷いバージョンと思ってください。

元々血圧は高くないのですが、どうにも体を起こしているだけで(座位でも)目の前が暗く、白くなっていく……。
これが診察中に起こると、もうどうにもならず。

かといって、薬を飲むわけにもいかず(そもそも通常の起立性低血圧では薬も処方しないことがほとんど)、弾性ストッキングや弾性ソックスくらいしか予防策にないんですね(足に流れる血液を減らすだけでも効果があるので)。
カフェイン摂取も血圧をマイルドにあげるのでよいのですが、妊娠中だと摂りすぎることもできない。そもそもつわりであまり飲む気がしない。

そんなわけで、職場の皆様には3ヶ月入ってすぐくらいに妊娠のご報告をすることに。
いろいろお気遣いいただけたので随分精神的に助かりました。が、仕事量は全く変えてもらえないのが現実……とほほ。
やはり職場にとって、妊婦はお荷物でしかないんだなあと実感しました。
これ以上は愚痴になるのでやめておきましょう(苦笑)。


つわりは横ばいです。よくなりもせず、悪化する一方ということもなく。ただ、寝ている時以外ずっと胃腸炎を起こした時のような気分の悪さが続く、というのは思ったより消耗するものだと思いました。
食事の準備が一番辛いので、出来ない日は旦那に買ってきてもらったり、近くの定食屋に食べに行ったり。
食べやすいものは、唐揚げや、たこ焼き、お好み焼きといった味の濃いもの。あとはみかんゼリーは食べやすかったです。
仕事中にお腹がすかないように、常に携帯していたのはビスコの小袋、それから蒟蒻ゼリー。トイレ休憩時に隠れて詰め込んでいました。


そして、はい、母子手帳ゲットしました。
近くの保健所に行って、所定の用紙に決められたあれこれを書き込むと、保健師さんから母子手帳&様々な妊娠出産ガイドのようなもの、あと妊娠してますマークのストラップをいただきました。
妊娠出産について困った時の連絡先や、気をつける事、母子手帳の中身の説明などなどを丁寧に教えてくださいました。
ありがたいことです。こうした、行政がバックアップしますよ、という姿勢を見せてくれることは、初めての妊娠出産に望む身としては心強く感じました。
そしてなによりありがたい、妊婦健診無料券。
私の住んでいる県は、日本でも一番無料の回数が多いようです。通常妊娠については健康保険がきかないので、これは非常に助かります。

さて、そんな母子手帳と無料券をもって、初めての妊婦健診。
毎回血圧、体重、尿検査、腹位、子宮底長、エコー検査をしていくようです。
妊婦健診とは言いましても、まだ経腹エコーが可能な週数ではないので、もちろん経膣エコーです。

毎回ですが、この瞬間が恐怖です。
前回の流産時に、心臓が動いていないという画像は、知らず知らずにトラウマとして焼き付いているようで、あの時のひんやりとした感覚が蘇ってくるのです。
しかし、これをしなければ、胎芽が元気かどうかもわからないので我慢しなくてはいけません。
幸い、動く心臓が見えました。
前より大きくなった胎芽。よかった。順調のようです。
前回が8週で稽留流産でしたので、そこの壁を越えることができました。


しかし、この後に思わぬ伏兵が(こんなんばっかだなー)
というわけでその2に続きます。

33歳女医、やっと子どもができた頃